-その夜-
大神「ごめんっ!!ほんっとぉ~~~にごめん!!!もう二度としないよっ!!!」
そこには土下座をし、何度も何度も謝罪している隊長の姿があった。
カンナ「いや、あたいは全然構わないんだけどよぉ…。エリカなんか…モロに見ちまったからなぁ…」
エリカ「あっ、わ、わたしなら大丈夫ですっ!!小さくてよく見えませんでしたし!」
カンナ「エリカ…それフォローになってねぇぞ」
土下座をしている大神の瞳には、うっすらと輝くものが見えた。
さくら「…大神さん……あたしの…何度も……ぐすっ………大神さんだから…まぁ…よかったですけど…(もごもご)」
大神「ごめんよ、さくらくんっ!!」
がちゃこんっ!!
┏≪アナログLIPS≫┓
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◎土下座あるのみ!◎
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┗━━━∈∋━━━┛
ここでトドメの『アナログLIPS』発生。
ゔぃ~~んっ!!!!
もちろん最大まで上昇。
大神「ごめんっ!!ごめんよさくらくんっ!!!」
さくら「…わかりました。次やったら本当に許しませんからね!!」
大神「本当かいっ!?」
さくら「そのかわり!!」
さくらの声が室内に響き渡る。
さくら「そのかわり…今度…その……デートを……(もごもご)」
大神「えっ…?」
さくら「…だからその……。…あ、あたしとデートしてくれたら、許してあげますっ!!!」
大神「…ありがとう、さくらくん」
大神とさくらは見つめ合い、互いに微笑んだ。
エリカ「あーーっ!!!ずるいです!!わたし大丈夫ですから、エリカともデートしてください大神さんっ!!」
カンナ「あたいだったらいくらでもセクハラしていいからよ、あたいとデートしようぜ!!」
さくら「むっ!?」
大神「ふっ、二人とも、何意味深な事言ってるんだっ!?」
さくら「…やっぱり許すのやめました」
大神「えぇっ!?!?」
さくら「もう大神さんなんて知りませんっ!!!」
大神「そそそ、そんなっ!?!」
エリカ「大神さんっ!!エリカともデートしてくださいよ~~!!!」
カンナ「い~やあたいだ!!な?いいだろ隊長!?」
皆で大神のあらゆる部位を掴む。
大神「放してくれっ!!こっ、これこそセクハラだぞ皆っ!!!…ってどさくさに紛れて、さくらくんもなんで掴んでるんだっ!?」
エリカ「いいえ放しませんっ!!」
カンナ「隊長が首を縦に振りゃ済む事じゃねぇかっ!!」
さくら「大神さんだって散々あたしの………ぽっ……」
大神「『……ぽっ……』って…」
さくら「とっ、とにかく!大神さんが誰か一人に決めるまで、あたし達は手を放しませんからっ!!」
大神「そんなぁ~」
皆の大神を掴む手に、物凄い力が加わっていく。
大神「いたたっ…痛いってみんな!!!」
さくら「大神さんのばかっ!!」
エリカ「ねぇ大神さん!!」
カンナ「いいだろ隊長っ!!」
大神「…もう許してくれぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ちゃんちゃん♪
一話まとめ
・『サクラ大戦~alleluia~』
・『サクラ大戦~夢の通い路~』
・『サッカー大戦~蹴れ!高速の蹴球華撃団!~』
・『サクラ大戦〜短編集〜』:『温泉パニック』
・『デレマス革命 1st STAGE〜ヒーローショー〜』
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