「 小説一覧 」一覧

『サクラ大戦~夢の通い路~』18:第七章「一人じゃない」

『サクラ大戦~夢の通い路~』18:第七章「一人じゃない」

~夢桜~-桜樹内部-…何もない…『無』の中で、大神は一人立ち竦んでいた。大神「……さくら…くん…」大神の視線の先には、ぼんやりと光を放ち、ただただ一点を見つめている最愛の人の姿があった。大神「………」全く生気を感じない。それはまるで、誰にも触れられていない一体の人形のようであった。大神「…………」此処に来るまでは、さくらに言いたい事…伝えたい事が数えきれない程あった。…しかし変わり果てた彼女を前に、彼の口からは何も出てこない。

『サクラ大戦~夢の通い路~』17:第七章「今なら…」

『サクラ大戦~夢の通い路~』17:第七章「今なら…」

-現実世界・作戦指令室-織姫「ふぅ~、やっと終わったで~す…」戦いを終えた6人は、米田達が待つ作戦指令室へと無事帰還した。かえで「みんな、お疲れ様…本当によく頑張ったわね」紅蘭「いや、今回はホンマ…すみれはんのおかげや!!」花火「ええ…すみれさんがいらしたから、私達は諦めませんでした……ぽっ…」すみれ「…私の力ではないですわ…。…あれは……」

『サクラ大戦~夢の通い路~』16:第七章「逢いたい」

『サクラ大戦~夢の通い路~』16:第七章「逢いたい」

カンナ達と別れた大神・七瀬・エリカ・アイリスが、上野公園最深部…『桜樹』に辿り着いたところへ、物語は少し遡る。『…ククク……来タカ…。』暗闇の中、不気味に輝く桜の樹は、目の前に立ち尽くす大神達の頭に語り掛けた。大神「桜樹!!…さくらくんは何処だっ!?」『フッ…物覚エノ悪イ…。ワタシの《中》ダト言ッタダロウ??』エリカ「《中にいる》ってわかったって、どうやって中に入るかがわからないと意味無いじゃないですかっ!!アホちん!!」『アッ…アホチン!?』

『サクラ大戦~夢の通い路~』15:第六章「カンナの拳」

『サクラ大戦~夢の通い路~』15:第六章「カンナの拳」

カンナ「…みんな!まだ生きてるか!?」ロベリア「…あぁ…なんとかな…」カンナ「……みんな、頼みがある!……あたいに力を貸してくれ!!」ギィシャァァァァァァ!!!!マリア「こっちよ!!」雄叫びを上げている降魔の注意を引き付ける。マリア「…運命を司る…黒衣の死神……」マリアの身体が黒く輝く。ギィシャァアァァア!!!!!

『サクラ大戦~夢の通い路~』14:第六章「命を懸けて」

『サクラ大戦~夢の通い路~』14:第六章「命を懸けて」

-夢桜・上野公園入口-グリシーヌ「…私は…死なぬ……生きて帰ると……約束したからなっ!!グロース・ヴァーグ!!!」荒波が巨大降魔を飲み込む。しかし堪えた様子は全くない。ギシィァァァァァ!!!カンナ「…化け物め…。…こいつでどうだ!!!…桐島流最終奥義っ!!」カンナが右腕を引き絞ると、同時に霊力で大地が揺れる。カンナ「公相君!!!!」

『サクラ大戦~夢の通い路~』13:第六章「闇夜の女神」

『サクラ大戦~夢の通い路~』13:第六章「闇夜の女神」

-現実世界・上野公園-ギシャァァァアァ!!!紅蘭「全弾発射っ!!」10発以上もの火砲を同時に発射する。コクリコ「それっ!いったよレニ!!」レニ「うんっ!!………ドリッター……」コクリコのネコ型気弾によって吹き飛ばされた降魔をレニが待ち構える。レニ「ジークフリード!!!」巨大かつ鋭いランスで降魔を引き裂いた。織姫「いやぁ~~っ!!!なんか皆サン、私にばっかり狙いを定めてませ~んかっ!?」

『サクラ大戦~夢の通い路~』12:第六章「負けられない」

『サクラ大戦~夢の通い路~』12:第六章「負けられない」

-夢桜・上野公園入口-ロベリア「燃えろっ!!カルド・プリジオーネ!!!」渾身の力を込めた極炎が降魔を焼き尽くす。ガァァァァァ!!!ロベリア「…っ!?しまった…っ!!」マリア「パールクヴィチノィ!!!」ロベリアの後方から飛び掛かろうとした降魔の頭部を正確に狙い、オーロラの弾丸が吹き飛ばした。ロベリア「…フッ…『ありがとう』って言えばいいのかい…?」マリア「いえ…遠慮しとくわ」

『サクラ大戦~夢の通い路~』11:第五章「自分の居場所」

『サクラ大戦~夢の通い路~』11:第五章「自分の居場所」

~現実世界~-帝劇・テラス-紅蘭「…はぁ…さくらはんがあぁなってからもう三日や…。…ウチらはどないしたらええんや…」花火「…わかりません…。わかりませんけど……皆さんを信じましょう?…信じれば必ず……」紅蘭「…そやな…。どんな科学力より、信じる力の方が勝るかもしれまへんな…」花火「……今日は満月ですわ…。…綺麗……。…空は…巴里にいても…帝都にいても……何処にいても、同じように美しく見えるのですね……ぽっ…」

『サクラ大戦~夢の通い路~』10:第五章「満月の夜」

『サクラ大戦~夢の通い路~』10:第五章「満月の夜」

そしてとうとう満月の夜…。大神「…みんな…準備はいいか?」カンナ「あぁ!腹ごしらえも済ませたし…いつでもOKだ!」グリシーヌ「必ずさくらを救出するぞ!!」ロベリア「ま…とっとと片付けちまおうぜ…」七瀬「皆さん…本当にありがとうございます…。…もう何て言ったらいいのか…」アイリス「いいのっ!これはアイリス達の意志なんだから♪」大神「…よし…行くか!!」

『サクラ大戦~夢の通い路~』9:第四章「星空のもとに」

『サクラ大戦~夢の通い路~』9:第四章「星空のもとに」

-夜-大神「………。……さくらくん…」コンコン誰かが大神の部屋をノックする。大神「あ…今開けるよ」ガチャ大神「……エリカくん…どうしたんだい、こんな時間に…?」エリカ「夜遅くにすみません…。あの~…もし今お暇でしたら…少し付き合ってもらえませんか??」大神「いいけど…どこへだい?」エリカ「ふふ…付いてきて下さい♪」そう言うとエリカは、大神の腕を取った。