『サクラ大戦〜短編集〜』:第1夜『温泉パニック:その2』



大神「(ぐっ…流石に1時間以上浸かっていると…逆上せてくるな…;いや、『心頭滅却すればお湯もまた涼し』だっ!!堪えろ…大神ぃ!!)」



カンナ「あたいはもう少し浸かってようかな。エリカはどうする??」

エリカ「わたしもまだ浸かってますっ♪」

カンナ「そうかい♪…あ、エリカ、こういうの知ってるか??これをこうして…」


むぎゅ!


ぶくぶく…


エリカ「わぁっ♪…なんですかそれ??」

カンナ「へへっ♪…まず、手ぬぐいをひろげてだな…」

エリカ「ふむふむ…」

エリカはいつになく真剣にカンナの手元を見つめている。

カンナ「…空気を入れて、それを……潰すっ!!!」


むぎゅ!!


ぶくぶくぶく…


エリカ「きゃあ~っ♪エリカもやりますやりますっ!!これをこうして……つぶすっ!!」


むぎゅ!


ぶくぶくぶくぶくっ!!


エリカ「やったぁ!!できました♪……ブイッ!!」

カンナ「ちょ、ちょっと泡立ちすぎじゃねぇか??」


ぶくぶくぶく…


大神「(ぐっ…!!流石に息が……堪えろ…堪えるんだ大神っ!!!)」



がしゃこんっ!!



┏≪アクションLIPS≫┓
┣━━━【◎】━━━┫
┃┌──────┐┃
┗┥→↑×△←↓□ ┝┛
 └──────┘


今度は『アクションLIPS』が発動。


大神「(くそっ…!!やってやる…やってやる!!!)」

大神は身構えた。


大神「(『→』『↑』『×』『△』『←』『↓』そして……『○』だぁぁぁぁぁぁっ!!)」


ブーーーッ!!!


どこからか警告音が鳴り響く。


大神「(…っ!?しししし、しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)……ぷはぁっ!!!」


大神は堪えきれず、その場でおもいきり立ち上がる。


大神「…はぁ…はぁっ………あっ…」


すっぽんぽんの大神の眼前…いや、眼下と言うべきか。そこには……


エリカ「…………」

エリカは目を真ん丸にしている。頭で状況を整理しているようだ。


大神「ちちち、違うんだ、これは……」


チーン♪

状況整理完了。


エリカ「……。…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

大神「わぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁーーーーーっ!!!ごごごごめんっ!!違うんだっ!!」


大神は直ぐさま湯舟を出る。


だだだだだっ!!!


そして股間を押さえながら一直線に出口へ…。…しかしそこには…


大神「…っ!?ささささくらくんっ!!」

さくら「おっ、大神さんっ!?!?!」


大神「ダメだっ…ぶつかる!!!」


さくら「…きゃぁぁぁぁぁあぁぁぁっ!!!」


どーーーんっ!!!


大神はさくらに覆い被さるように倒れ込んでしまった。



カンナ「な、何やってんだアイツら裸で…」



大神「(…あいたたた………ん??なんだこれ??)」


むに


大神の頬に、少し小さいがやわらかく、それでいて弾力のある何かが触れている。


大神「(なんだろうこれ…??)」


むにむに…?


両手で何回かその感触を確かめてみる。


むにむにむにに…?


大神「(……。……っ!!!!!…ま…まさか……!!!!!!)」


大神は閉じていた瞳を開き、がばっと起き上がる。


大神「さっ、さささささささくさくさくらくんっ!?!?!?!?」


さくら「…ゃ……ん…ぃ……」

さくらはとても可愛いらしい声を、呟くようにそっと発している。


ドキッ♪


大神「…さ…さくらくん……?」


さくら「……ゃ……ん……せぃ……」

パクパクと何かを呟いている。


大神「……へっ?」



さくら「……破邪剣征………桜花天昇!!!!!!!」


大神「いいっ!?」

カンナ「ばばばばかやろっ!!こんなとこで!!!」


大神「…っ!!うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!……あ………あぁ……ぁっ……。」


さくらの拳から放たれた霊力は大神の内臓をえぐり潰した。



さくら「大神さんのばかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


そしてさくらは過去最高と思う程赤面しながら大浴場を後にした。


大神「…さ…くら……くん……………ばたっ」



次回

『サクラ大戦〜短編集〜』:第1夜『温泉パニック:その3』
-その夜- 大神「ごめんっ!!ほんっとぉ~~~にごめん!!!もう二度としないよっ!!!」 そこには土下座をし、何...

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