『サクラ大戦〜短編集〜』:第1夜『温泉パニック:その1』



-帝劇・大浴場-


…ちゃぽん……


大神「…はぁ……やっぱり冬は風呂に限るな…」

ただ今入浴中の大神……といっても、もう1時間は浸かっている。

大神「…ふぅ…流石にちょっと逆上せてきちゃったかな…」

パシャパシャと2、3度お湯をすくった。

大神「じゃあそろそろ……」


ガタッ!!


大神「…っ!?」


「やっぱりカンナさんの胸って…トレビアンですっ♪」

「トレビアンか?そりゃありがとな♪でもエリカやさくらだって、捨てたモンじゃねーんじゃねぇか??」

「そんなっ…あたし結構悩んでて…」

「隊長のためにおっきく!!…ってか!?」

「えぇっ!?」

「ちちち、違いますよ!!べべ、別に大神さんのためじゃ……(もごもご)」


脱衣所に、とても聞き覚えのある声が響き渡っている。


大神「さ、さくらくん…〃」

大神の耳は象の耳。


大神「…って……。……ふぅ……。…なんですとぉぉぉぉーーーーーっ!?!?!?」




カンナ「うぅ~さみぃ!!ほら、とっとと入ろうぜ!!」

さくら「それもそうですね」



大神「(まずい!!これはまずすぎるっ!!!カンナとエリカくんはともかく、さくらくんは怒るだろうなぁ……まぁ、俺が先に入っていたんだけど…)」



がしゃこんっ!!!



┏━━≪LIPS≫━━┓
┃ …諦めよう… ┃
┃ …隠れるっ! ┃
┃正直に説明しよう┃
┗━━━∈∋━━━┛


すかさずLIPS発動。



大神「(くっ…どうすれば…。って!よりにもよって『高速LIPS』じゃないかっ!!)」


ぷるるるるるっ!!


LIPSゲージが瞬間的に上昇していく。


大神「仕方がないっ!!…隠れようっ!!」

焦りに焦った大神は後先の事を考えずに、少し白みがかったお湯の中へと潜り込んだ。



がららららっ。



エリカ「きゃぁ~!!お風呂だぁっ!!!エリカ、身体洗わずに入っちゃいますっ!!!」


だだだだだ……


カンナ「か、身体くらい洗えって!」

さくら「でも喜ぶのもわかる気がします。シャノワールはシャワーだけですし…」



だだだだだ……



エリカ「…えいっ!」


ぴょん



ざっぷ~んっ!!



エリカ「…はぁ~♪エリカ…とてもとても幸せ…です…♪」

カンナ「へへっ♪ったく、しょうがねぇなぁエリカは…」

さくら「ふふっ♪…あたし達も入っちゃいましょうか?」

カンナ「…そだな。冬だし誰も怒らねぇだろっ♪」


そしてエリカに続くように、さくらはそっと、カンナは大胆に湯舟へと入っていく。




…一方その頃・水中では…


大神「(…い…息が……;…しかし、俺は帝国海軍中尉だっ!!こんな所で諦めるわけにはいかないっ!!)」

大神は一人水中で、己と闘っていた。




さくら「…でも、やっぱり何度見ても、カンナさんの胸っておっきいですね…」

さくらは自分とカンナのそれを何度も見比べた。

カンナ「ありがとよ♪でも空手には邪魔なだけなんだぜ?」

エリカ「あっ、あのっ!!ちょっと触ってみてもいいですかっ!!」

カンナ「あぁ、いいよ」

エリカ「ホントですかっ♪…それではさっそく…」


むにむに


エリカ「きゃあ~~♪♪やわらかいのにそれでいて弾力があって…まるで『プリン』みたいですっ!!」

さくら「あっ、あたしもっ!!」


むにむにむに


さくら「わぁ…♪」

エリカ「もう一度いいですかっ!?」


むにむにむにに


大神「(おっ、俺もっ!!)」


大神の心の叫びを余所に、二人は代わる代わる何度も『むにむに』していく。


カンナ「お、おいおい…もう勘弁してくれよ…なんかくすぐったくて…」


むに…


さくら「あっ!すすす、すみませんっ!!つい夢中に…」

カンナ「いいって事よ。また今度触らせてやっから♪」

エリカ「ホントですかぁーーーっ!?絶対絶対ぜーーーったいですよっ???」

カンナ「あ、あぁ…そんなに嬉しいか??」

大神「(俺にも是非今度…)」

さくら「それじゃ、あたしちょっと身体洗いますね♪」

さくらは少し顔を赤らめながら湯舟を出て、近くの洗面器にお湯を溜め始めた。


カンナ「気をつけろよさくら!どっかで隊長が覗いてるかもしれねぇぞ??」

さくら「えっ!?…も、もう!!大神さんはそんな事しませんよっ!!」


大神「(ごめんよさくらくん…。俺ってやつは…俺ってやつは…)」


大神の息はいつまで持つのだろうか…??




次回
執筆中…

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