『サッカー大戦~蹴れ!高速の蹴球華撃団!~』8:第8節『球蹴る乙女…前半戦』



大神「(とうとう始まったな…。思えばこの一週間…皆は死に物狂いで練習していた…。サッカーを通じて、一つでも何かを感じてくれればいいんだけど…。ここ最近は平和で、敵という敵が現れていないからな……ん?敵?…っ!?!なんだこの気配は!?どんどんこっちに向かってくる!!ヤバイっ!!)」


エリカ「大神さーん!!」

アイリス「お兄ちゃん危ない!!」


大神「みんな!!何かがこっちに来…っ!!」


ドゴンッ!!


大神「…きみょ……」

紅蘭「ものすんごい音したで……」

大神「…鼻…よ……」

カンナ「あっ…死んだ…」

顔面にボールが直撃し、大神は崩れ落ちた。


さくら「大丈夫ですか大神さんっ!?」


大神「あ…あぁ…ごめんごめん、ちょっと考え事を…」


由里「…やっぱり不死身ね」



~前半・6分~

グリシーヌ「どうだ!私を止められるかっ!?」

かえで「そ~簡単に行かせないわよ?」

グリシーヌ「…フッ。コクリコ!!」

グリシーヌは右に身体を傾ける。そしてかえでがそれに釣られた隙に、素早く左サイドを走り込んでいたコクリコ目掛け大きめなパスをした。

かえで「なっ!?なかなかやるわねグリシーヌ」

グリシーヌ「私を見くびるでないぞ?」


コクリコ「いっくよー!!それっ!…いったよシー!!」

シー「任せてくださいぃ!えいっ!!」

バシュ!

カンナ「…くそっ!!」

ピーーッ!!


少し低めのボールに、シーは上手く合わせ、まずはチーム巴里の1点目。


コクリコ「やったねシー!!」

シー「ヒューヒュー!!どんどんいきますよぅ!!」



~前半・12分~

エルザ「ほらほら!どんどん行くわよ~!!」

試合は巴里のペースになりつつあった。

椿「あっ…抜かれちゃった!!」

由里「アタシに任せて!絶対止めるわ!!」

宣言通り、由里はエルザからボールを奪った。

由里「やりぃ♪」


エリカ「…ェルザさん危なぁーー…あうっ!!」

由里「…えぇっ!?」

ゴツンッ!

ボールを取り返しに行ったエリカは足を踏み外し、由里に飛び込んでしまった。


ピーーーー!!

レニ「ファールか…。ボク達ボールだね」

織姫「直接フリーキックで~すけど、距離が離れ過ぎててあんまり意味な~いで~すね」


紅蘭「フッフッフ…ここはウチに任せてくれへんか?」

かえで「いいけど…。…まさかこの前言ってた秘密兵器を使う気…??」

カンナ「どんな機械なんだよ?」

見兼ねてゴール前にいたカンナまで出て来た。


紅蘭「フッフッフ…よくぞ聞いてくれはったなカンナはん。これや!」

紅蘭は自分の履いているシューズを見せる。

紅蘭「キック力増強シューズ、名付けて『コ○ンくん』や!!」


皆「おぉ~~~!!」


紅蘭「実のところ、これはウチの発明やないんや。探偵してるっちゅう、眼鏡かけた小学生にもらったんよ♪」

カンナ「おぃおぃ大丈夫なのか…?無茶苦茶だな筆者は…」


由里「でもいくら秘密兵器だからって、ゴールまで100mはあるわよ…?」

紅蘭「大丈夫やて♪ウチに任せとき!メモリを強に合わせて、と…」


大神「も、もういいかい?」

紅蘭「すんまへんな!準備OKや!」


ピーーッ!

紅蘭「いっくでぇ~……とぉっ!!!!」


シューズとボールに電気が発し輝き出す。


バチバチっ……バシュゥゥゥ!!!!


グリシーヌ「なにっ!?」

ミキ「あわわわわわわわ…!!」

メル「きゃあ!」


グラン・マ「なななななな…!!!」


ブチッ…キラーン☆


『○ナンくん』による弾丸シュートは、ジェット機のように加速してそのままネットを突き破り、宇宙のはるか彼方へ消えてしまった。


シーン


大神「いっ…1-1だな…はは…」

グリシーヌ「…もはや抗議する気も起きぬ…」


紅蘭「さすが『コナ○くん』や…。でも今日のところはもう使うのやめとこか…」


正解。




次回

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