『サッカー大戦~蹴れ!高速の蹴球華撃団!~』3:第3節『巴里は練習しているか』



-フランス・巴里-


グラン・マ「まずはパスワークの練習からだよ。慣れてきたらどんどん距離を開いておゆき」

サッカー場にグラン・マの声が響き渡る。

コクリコ「え~、試合しようよ試合!!」

ぶ~ぶ~不満そうに言った。

グラン・マ「何言ってんだい。まだポジションさえ決まってないだろ。皆の練習を見て、アタシがポジションを決めるからね。それまでミニゲームはお預けさ」

コクリコ「そっかぁ…うん、わかった!」

グラン・マ「よし、それじゃ各自ペアを組んで始めな!」



エリカ「えいっ!」

ロベリア「なっ…!!パスなのにおもいっきり蹴ってどーする!!!馬鹿だからか!?」


グラン・マ「エリカは力の調節に難あり……と」



コクリコ「それじゃあちょっと浮かせるよ!!よっと!!」

花火「へっ…?きゃあ!!」

コクリコ「あっ!避けてどぉすんの!!」


グラン・マ「おや、コクリコはコントールがいいねぇ……」



~15分後~


グラン・マ「それじゃあ次はドリブルだね。ここに立ってるポールをジグザグに進んで帰ってきな」



ミキ「なんか難しそうだなぁ…」

グリシーヌ「フッ…手本を見せてやる。エルザ!私に続け!」

エルザ「はいはい♪そりゃ!」


皆「おぉ~~!!」


グラン・マ「なかなかやるねあの二人は。ウチの主戦力だね。…ん?」


ロベリア「チッ…なんでアタシがこんな事……」

愚痴をこぼしながらも、かなりのペースで進んで行く。


グラン・マ「ロベリアもやるじゃないか。フフフ…」



~さらに15分後~


グラン・マ「次はシュート練習だ。アタシがキーパーやるから、一人ずつ打ってきな!!」


シー「ヒューヒュー!!シュート大好きですぅ!あたしからいきますよぉ!!…それっ!!」

バビュン!!

かなりの勢いを持ったボールであったが、グラン・マは平然と受け止めた。


皆「おぉ~~!!」


グラン・マ「ふぅ…アタシもまだまだ若いね。しかしシーもなかなか…」


エリカ「はいはいはーい!!次エリカいきます!!…とぉっ!!」

ボールは物凄い速さでゴールに迫る……


シー「ふがっ!!!!!!!!」


……が、グラン・マの目の前で直角に曲がり、ボールを拾って戻ろうとするシーの後頭部に直撃した。


シー「いったーーーいっ!!」

エリカ「わぁ!!シーさん大丈夫ですか!!??すみません、ちょっと足が滑ってしまって…」


コクリコ「……今のボール…90度は曲がったよね…??」

メル「え…えぇ…多分…」

ロベリア「足が滑ったからって、あんなの蹴れるか普通……」



~30分後~


グラン・マ「じゃあ最後に、2チームに別れてミニゲームだ」

タレブー「オホホホ…。はやくやるざます」

花火「タレブーさん、元気ですわね…」

ミキ「私なんかより全然若いですよ…」

タレブー「何言ってるざますか。さぁ、始まるざますよ!!」


ピーッ!!



グラン・マ「…フフ…。こっちは大体決まったよ。そっちはどうだい?ムッシュ…??」


そして巴里の面々は、帝都が遊びに来るまでの一週間、血の滲むような(?)練習を続けたのであった。




次回

『サッカー大戦~蹴れ!高速の蹴球華撃団!~』4:第4節『練習、練習、また練習!』
-日本・帝都-     すみれ「ちょっとさくらさん!何度言ったらわかりますの!?シュートは全て、トッ…………プスタァのこの私が決めますわ!さくらさんはボールを持ったらすぐ私に貸し……」   さくら「すみれさん全然シュート決まらないじゃないですか!!あたしの方が上手いんだから、あたしが決めます!ベェーーっ!!」

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